子供の姿勢どう直す?勉強も運動もできる子に

子供の姿勢が気になる親は多いですよね。気にならないほうが少数派です。だって姿勢のいい子は少ないですから。

正しい姿勢は見た目だけの問題ではなく、勉強、運動に深くかかわりがあります。

詳しくは「姿勢の影響」で書いていますが、
正しい姿勢は

と、勉強・運動の両方に好影響です。
子供の姿勢はぜひ直したいところですが、どう直せばいいのかが難しいですよね。

口で言っても難しい

口頭では難しい

口うるさいと逆効果

まず口頭で伝えるわけですが、これがなかなか大変です。

機嫌よく聞いてくれるときもあれば、逆に怒ってしまうこともあります。勉強、片付け、なんでもそうですよね^^;

言わないわけにはいかないので、伝えるときはできるだけポジティブな内容を心がけましょう。
正しい姿勢のほうが、疲れない、運動ができる、身長が伸びる、勉強ができるようになる、などですね。

時には”姿勢が悪いと速く走れないんだ”といったネガティブな伝え方をする場面も出てきてしまうでしょうが、こういったネガティブな伝え方はできるだけ少なめにし、ポジティブな伝え方のほうが多くなる様にしましょう。

そのほうが聞いてくれる場合が多いですし、自主的に気を付ける動機づけになりやすいです。

怒られると反発しますが、褒められると喜ぶ、それと同じです。強く言ったり、批判的に言ったりしても反発されることが多いので、優しく、楽しく伝えたほうが結果うまくいく場合が多いです。

それでもうまくいかないことが多いですけどね^^;
子供だから仕方ない。

親も一緒に取り組みましょう

親子で一緒に姿勢改善

親も一緒に

さて子供の姿勢を良くするなら親はお手本、もしくは姿勢改善に取り組む姿を見せなければいけません。

例えば、「片付けなさい」と言っている本人が散らかし放題では子供だって納得しませんよね。同じです。

「姿勢を良くしよう」と猫背の人に言われても、説得力ありませんよね。背骨の形状に問題があるなど、医学的に困難な方は別ですが。
親自身、正しい姿勢を見せるのが一番です。

姿勢があまり良くないなら自分も姿勢改善に取り組んでいる姿を見せ、一緒に取り組んでいくようにしましょう。

一人で頑張らせるより、お互いに励ましあって取り組んだほうが楽しく続けられますよ。

子供に姿勢を指摘されたらチャンスです。”ありがとう”と感謝を伝えましょう。
感謝されることで子供自身の意欲も高まります。

子供から指摘されたときに怒っちゃだめですよ!それじゃ注意されたときにいうことを聞かない子供と同じです。

親だけで頑張らない

頑張らない

頑張りすぎない

ぶっちゃけ、自分の力だけで何とかしようとしないほうがいいです。これは仕方ない。

昔は学校で姿勢について厳しく教えられており、姿勢が悪いと背中に定規を入れられるのが当然の時代がありました。
昔の学校の写真を見るとみんな姿勢がいいですよね。

昔の学校は姿勢に厳しかったです。
しかし、現代ではそんなに厳しく指導されていません。やっていないのではなくできないのです。

あまり厳しいと体罰ととらえられますし、身体的な問題で背筋を伸ばせない子供がいた場合に無理をさせることになってしまいます。
昔は体罰当然、身体的にハンディキャップを持った子に配慮もなかったわけで、今のほうが教育環境は良いのですが、正しい姿勢を学ぶチャンスは減ってしまいました。

家庭と教育現場の両方で教えていたものを、家庭だけでやろうと言っても大変です。親に言われ続けるのは子供だって疲れます。素直に、道具や習い事の力を借りるのがおすすめです。

道具の力を借りる

姿勢を良くするために便利な製品はたくさんあります。おすすめしているのはP!nto(ピント)、Style(スタイル)、正座クッションですね。
バランスチェアーもいいですが、子供用でしっかりしたものはかなり値が張るので敷居は高いです。

ここでも親子で取り入れて、一緒に取り組むと、子供のやる気が変わってきますよ。

習い事でも姿勢は良くなる

習い事もいいですね。

運動系の習い事であればある程度姿勢は良くなります。姿勢を確実に良くするなら、運動の中でも空手、柔道、剣道、少林寺拳法などの武道がおすすめ。これらは一般のスポーツと違い姿勢の指導があります。正しい姿勢を教える時間をとるんですよね。

空手は流派がいくつもありますが、姿勢をメインで考えるなら、フルコンタクトと呼ばれる試合を主に考えた流派より、伝統派空手と呼ばれる四大流派(剛柔流、松濤館流、和道流、糸東流)がおすすめです。

武道の中では少林寺拳法は若干指導が優しいかなと感じますが、どの武道でも道場で差があるので、どれがいいとは言い切れません。 空手だって柔道だって、厳しいクラブもあれば、ゆるいところもありますからね。

武道以外では、書道、ピアノ、バイオリンも姿勢を指導してくれる習い事です。
ソロバンはあまり指導しないようですね。すっごい前のめりで背中が机にかぶさるような姿勢でソロバンはじいている子が多いように見受けます。

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